医療専門課程 医療技術系
最新の医療機器や医療設備を積極的に導入し、
病院や医療機関で求められる高度医療に対応する人材を育成します
学べる内容 |
■診療放射線学科 先端医療機器に対応できる診療放射線技師を養成、国家資格である「診療放射線技師試験」の受験資格を3年で得ることができます。 医師の指示のもと、エックス線やMRIなどによる撮影や放射線治療を行う「診療放射線技師」を目指し、必要となる専門知識と診療放射線の総合的な技術を修得。また、医療現場を模した画像処理センターやヘリカルCTスキャナー実習室、および病院実習において、医療現場で使用されている近代設備を利用することで、現場に即対応できる能力を養います。
■臨床工学科 高度医療を支えるスペシャリストである臨床工学士を養成、国家資格である「臨床工学技士試験」の受験資格を3年で得ることができます。 生命維持管理装置(人工呼吸装置・人工心肺装置・人工透析装置等)の複雑化・ハイテク化はとどまるところを知りません。その操作・管理を正確にできるようになるため、知識と技術の両面を学びます。実習では、電子系総合学園という特色を生かし、工学科目の実習機器などの最新機器を導入し、常に設備の充実を図りわかりやすい指導を行います。
■臨床検査学科 豊富な知識と検査技術を身につけた臨床検査技師を養成、国家資格である「臨床検査技師試験」の受験資格を3年で得ることができます。 授業・実習においては、1年次より「臨床検査技師」として現場で活躍する講師による授業や実験、実習指導を取り入れるなど、医療の現場をより身近に感じられるカリキュラムを組んでいます。さらに特別実習として、医療機器メーカー協力により「顕微授精装置」を使った「顕微授精模擬実習」や最新ミクロトームを使用した「病理組織細胞学実習」などを実施しています。
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資格について |
■取得受験資格 ◯診療放射線学科:診療放射線技師〈国〉 ◯臨床工学科:臨床工学技士〈国〉、甲種危険物取扱者 ◯臨床検査学科:臨床検査技師〈国〉、甲種危険物取扱者試験
■目標資格 ◯診療放射線学科:第1種、第2種放射線取扱主任者 ◯臨床工学科:第1種、第2種ME技術実力検定 ◯臨床検査学科:第2種ME技術実力検定、上級、中級バイオ技術者認定試験
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施設設備 |
■病院さながらの設備で実習(3学科共通) 病院などの医療現場で使用されている医療機器や医療設備を取り入れた実習室「メディカルトレーニングセンター」で実習を行っています。
■最新設備を導入(診療放射線学科) 診療放射線学科では、『デジタルX線TVシステム』と高機能『16列マルチスライスCT』を導入しました。 これにより、病院で行われているようなより実務に近い実習が入った、新しいカリキュラムの導入が可能となりました。今後もこのような最新機器を最大限活かした実習内容を拡充していく予定です。
■3つのエリアで、医療現場をイメージさせる実習室(臨床工学科) 臨床工学科のメイン実習室「メディカルトレーニングセンター」では、手術室・集中治療室・血液透析室の3つのテーマで実習エリアが分けられ、それぞれ実際の医療現場を感じ取りながら、高度医療機器の扱い方を学べます。
■高度検査機器を導入した充実の設備(臨床検査学科) 臨床検査分野には、心電計・脳波計・超音波診断装置・MRI装置など、最先端のエレクトロニクス技術を応用した医療機器が数多く導入されています。臨床検査学科では、「透過型電子顕微鏡(60万倍)」と「走査型電子顕微鏡(30万倍)」という大学付属病院などの一部医療現場(臨床検査分野)でのみ用いられている電子顕微鏡や、3D超音波画像を動画にすることができる、高画質「4Dエコー」(超音波診断装置)などを使った実習を行っています。こうした機器で実習を行い、より実務レベルに近い知識を身に付けます。
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卒業後の進路 |
■目指せる職種 ◯診療放射線学科 国立病院機構・公立病院、国・公・私立大学付属病院、一般病院、診療所、保健所および医療機器メーカー ほか
◯臨床工学科 国立病院機構・公立病院、国・公・私立大学付属病院、医療センター、総合病院、透析クリニック、医療機器メーカー研究所 ほか
◯臨床検査学科 国立病院機構・公立病院、私立大学付属病院、一般総合病院、研究所、医療センター、診療所、検査センター、検診センター ほか
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就職指導 |
■クラス担任制とベテラン就職スタッフによる「2つのサポート体制」 本校では、一人一人の個性や学力・本人の意志を知る担任の先生が、進路決定時には力強い相談役となります。学生と一対一で行う面談を定期的に開催しており、一人一人に合った進路・就職指導を行っています。またクラス担任と就職指導部が連携し、学校に集まる多くの求人票の中から、希望にあった会社を探す手助けも行っています。この二本柱のサポートで学生一人一人に合った就職支援を行っていきます。
■就職ガイダンス 社会人としてのマナーはもちろん、履歴書・エントリーシートの書き方、面接の受け方など実際の就職活動に直結する知識を毎日通っている学内で身につけることができます。
■キャリアカウンセラーによる個別指導 就職指導部のほかに、決まった曜日に就職相談室に外部のキャリアカウンセラーが駐在し、希望する生徒一人一人に就職指導を行っています。 就職活動そのものの相談から、履歴書やエントリーシートの書き方、面接指導など、個別指導でしかできないサポートをプロのキャリアカウンセラーが行います。在校生からも大変好評です。
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